格言スピーチ

戦国武将の言葉、幕末志士の格言をご紹介。朝の朝礼、スピーチに役立ててください!

相撲取り 関取 元横綱 千代の富士(九重親方)の名言-「いま強くなる稽古と、3年先に強くなるための稽古を両方しなくてはいけません。」

目次 1 言葉の意味 「いま強くなる稽古と、3年先に強くなるための稽古を両方しなくてはいけません。

   2 相撲取り 関取 元横綱 千代の富士(九重親方)とは

   3 雑談・豆知識(横綱の連勝記録

★1「いま強くなる稽古と、3年先に強くなるための稽古を両方しなくてはいけません。」の意味

 強くなるためには、即効性のある稽古と、3年先に強くなる稽古を合わせて、両方休むことなく続けなければ、強くならないという意味です。

 千代の富士は、すぐに強くなる稽古と、後々に強くなる稽古をやっていたのですね。

 例えば、筋肉をつけるにしても、即効性のある筋肉と、徐々にしかつかない背筋、腹筋などが、あるのではないでしょうか。

 勉強も、一夜漬けはテストには有効ですが、後々まで覚えてるかと言えば、テストが終われば忘れます。

 でも、コツコツやった勉強は、今でも覚えているものです。

 目先の事だけにとらわれず、何をするにも先を見て行動することが大切です。

 

★2 相撲取り 関取 元横綱 千代の富士(九重親方)とは

 千代の富士(本名は秋元貢(あきもと みつぐ))は、1955年6月1日に、北海道松前郡福島町で漁師を営む家に産まれました。

 子供の頃から漁業を手伝ったことで自然に足腰が鍛えられたと言われています。

 中学1年生のとき、盲腸炎の手術を受けた際、千代の富士の腹の筋肉が厚いために手こずって予定を大幅に上回る長時間の手術になってしまい、終了直前に麻酔が切れてしまいます。

 それでも必死に耐え続ける体格の良い千代の富士を見た病院長が見どころがあると、千代の山の入門の世話をしたことがある若狭龍太郎に連絡したそうです。

 その連絡を受けた九重親方(千代の山)が直々に勧誘しましたが、千代の富士は気が乗らず、両親も入門に反対したため一旦は断わります。

 それでも諦めない九重親方は、千代の富士に対して「とりあえず東京に行こう。入門するなら飛行機に乗っけてあげるよ」などと持ちかけると、飛行機にどうしても乗りたかった千代の富士は、家族の反対を押し切って九重部屋に入門を決めます。

 千代の富士の初土俵は、1970年9月場所でした。

 千代の富士の由来は、九重の四股名である「千代の山」と同じ部屋の先輩横綱・北の富士から取られており、九重親方の期待が見てとれます。

小兵(幕内定着の頃まで体重は100kg以下)ながら順調に出世して、1974年11月場所で十両昇進、史上初の5文字四股名の関取となります。

 異名の「ウルフ」は、ちゃんこ番として魚をさばいているところを見た九重親方が、「狼みたいだな」と言ったことから名付けられたそうです。

 新入幕後は、度重なる脱臼に悩まされますが、肩を筋肉で固めるという対策に活路を見出し、こうして毎日500回の腕立て伏せや、ウェイトトレーニングに励んで脱臼を克服し、1981年9月場所には、横綱に昇進します。

 横綱昇進後は、平成初期にかけて「千代の富士時代」を築き上げます。

 1990年1月場所には優勝回数を30と大台に乗せ、同年3月場所には通算1000勝の大記録を達成します。

 しかし、1991年5月場所では、初日に貴花田(後の貴乃花)と対戦し敗戦となり、現役引退を表明します。

 引退後は、師匠の九重親方(元横綱・北の富士)と名跡交換し九重部屋を継承します。

 2016年に入ってから癌が再発し、胃や肺などに転移しており、2016年7月31日に膵臓癌のために死去します。

 享年、61歳でした。 

 画像をクリックすれば、大きな画像が見れて、更に詳細情報が見れますよ(^^♪


 私も幼い頃より、強かった千代の富士の記憶があります。

 小さいながらも、大きな力士を投げ飛ばす強さ。

 他の力士とは違い、筋肉が鎧のようになっている体が印象に残っています。

 全く負けない、本当に強い横綱でした。

 ウルフという愛称も、ピッタリだと思います。

 

★3 雑談・豆知識(横綱の連勝記録)

 千代の富士は、1988年5月場所7日目から11月場所14日目まで、53連勝を記録しました。

 53連勝は、昭和以降の記録としては、双葉山(69連勝)、白鵬(63連勝)に次いで歴代3位の記録です。

 精神力の強さ、横綱としての意地が感じられます。

 もし、全員が全盛期で、双葉山、白鵬、千代の富士、大鵬が勝負すれば、誰が勝つのでしょうか。

 想像しただけでも、ワクワクします(^^♪

 

 

 

最後に、この名言(格言)を、結婚式の挨拶、朝礼、昼礼、スピーチ、会議、雑談、豆知識、ちょっとした話に利用してください。

きっとスピーチが苦手な方でも、スムーズに話せ、相手の印象に残る挨拶となるはずです!

今日も、最後までお読み頂き、ありがとうございましたm(__)m